Microsoft 365を使いはじめるときに必ずやること

2022-09-14
技術

Microsoft 365 を使いはじめるときは必ず監査を有効にします。 監査を有効にすると、ユーザーの 365 に関するアクティビティをまとめて記録することができます。

例えば電子帳簿保存法の「真実性の確保」では、ファイルの訂正・削除履歴を確保する必要があり、監査を有効にしておくことでその要請を満たすことができます。

また、Microsoft 365 のコンプライアンスセンターからドキュメントの編集や削除などの監査ログが取得できます(表 1、図 3 を参照)。コンプライアンスセンターの監査ログを利用するためには、 ユーザーと管理者のアクティビティの記録を開始する設定を事前に実施する必要があります。 コンプライアンスセンターの監査ログは最大 90 日前の情報まで取得できます。長期保管する場合は、エクスポート機能を利用して、定期的に該当操作ログを出力する必要があります。(Microsoft 365 電子帳簿保存法対応ホワイトペーパーより)

実際の手順

Microsoft Purviewより、監査 →「ユーザーと管理者のアクティビティを記録する」をクリックします。

監査
続けますか?

アクティビティより「ファイルの削除」などを検索できるようになりました。

アクティビティの検索

監査ログの保存期間は 90 日間

監査(標準)の機能では、監査ログは 90 日間保持されます。

従って、長期の監査ログ保存が求められる場合には、90 日ごとに監査ログをエクスポートする必要があります。

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